11月になりました
親戚の大学受験シーズンが近づき、
「公募制推薦(学校推薦型選抜)」で受ける予定とのこと
最近の大学受験費用参考になればと思い
調べてみました
関西の私立大学の場合、医歯薬はさておき
受験生が多い関関同立や産近甲龍といった関西の私立大学を狙う場合、
実際どれくらい受験料がかかるのか気になりますよね。
最近は年内の推薦入試で進学先を決定することが多いようです
年内入試に進学先を決めたい(受験生側)
少子化で優秀な学生を推薦入試で一定数確保したい(大学側)
ということも背景にあるようです
総合型選抜・指定校推薦・公募制推薦入試等の年内入試がありますが
朝日新聞の教育特集記事や各大学の最新出願要項を参考に、
公募制推薦にかかる大学の受験料をまとめてみました。
これから出願を考えている方・保護者の方の参考になれば幸いです。
🏫 公募制推薦とは? まず仕組みをおさらい
「公募制推薦(=学校推薦型選抜の公募方式)」は、
評定平均や出願条件を満たせば、どの高校の生徒でも応募できる推薦入試です。
- 一般入試より早い時期(11月前後)に実施
- 学力試験+調査書+志望理由書・面接などがセット
- 合否が早く出るため、早期合格で安心できる
関西の私立大学(関関同立・産近甲龍)でも多くの学部で採用されています。
滑り止め確保や、一般入試前の腕試しとして受ける受験生も多いのが特徴です。

- 親戚の場合↓
- 志望校は一般入試で受験する
- 浪人をさけるため推薦入試で実力相応大学を受験
- これまでのオープンキャンパスで訪問した大学が中心
- 公立高校の場合、進路指導はあっさり(人や高校によるが)
- 塾等の方が熱心にアドバイスをもらえる(塾も商売ですけど)
国公立大学を志望されている方や
地方から関東や関西などの都会の大学等を志望されている方等
一定の授業料がかかる進路の場合は
高校入学から、少しずつ子供と親で相談し、
計画していくことが大事ですね。
親戚に聞いた話ですと

(受験生親)
- 公募制推薦入試で私立2校受験予定
- 基本受験料は1日3万
- 選抜方法(本番重視・内申重視等)により+5000円
- 1日ではリスクがあるので複数日を受験
- 3万円(受験)+5000円(学科併願や選抜方法)=35000円
- 2日受験させると35,000円×2=7万円
- 2大学受験させる10万~20万したよ
もちろん志望校や学力によって異なりますが
(親戚の場合)公募制推薦入試の受験料で「10万~20万円」かかったようです
ここだけしか受けない!
確実な大学を受験する場合は受験料も安くなるでしょうけど
「合格できるか?微妙」という場合は
結構、受験料がかかる場合もあるでしょうね
💰 公募制推薦の受験料はいくら?
▶ 全国平均
文部科学省や教育関連サイトの調査によると、
私立大学の受験料(入学検定料)は1校あたりおおよそ
3万円前後(30,000〜35,000円)
が平均です。
複数校に出願する場合、交通費や宿泊費なども合わせて、
総額で10万〜30万円台に達するケースもあります。
特に都市圏の私立志望者は、併願数によって大きく変わる点に注意が必要です。
参考:

早めに受験料、学費を準備する必要がありますね
🏛 関関同立・産近甲龍の公募推薦「出願料」まとめ(2025年度版)
関西の人気私立大学を中心に、実際の出願料・併願制度を調べました。
あくまでも目安であり、
詳細は各大学の入試要項等でご確認をお願いします。
| 大学名 | 入試区分 | 出願料(受験料) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 近畿大学 | 推薦入試(一般公募) | 約32,000円 | 併願時:+7,000円制度あり |
| 京都産業大学 | 公募推薦入試 | 30,000円(1出願目)/併願5,000円 | 同一試験日で割引あり |
| 関西大学 | 学校推薦型選抜(公募制) | 約35,000円(参考:一般入試と同額) | 方式ごとに異なる |
| 同志社大学 | 学校推薦型選抜 | 約35,000円 | 学部によって差あり |
| 甲南大学 | 公募制推薦 | 約30,000円 | オンライン出願方式 |
| 龍谷大学 | 公募制推薦 | 約30,000円 | 併願割引制度あり(年度による) |
💡 多くの大学で「1校あたり約3万円前後」が標準ラインです。
併願制度(同一試験日で複数学部受験)を使えば、
2校目以降が5,000〜7,000円程度になるケースもあります。
「ざっくり公募制推薦入試は1回受験すると3万~3.5万」
📊 公募制推薦でかかるトータル費用の目安と資料請求
最近はネット出願で、各大学のホームページに「入試要項」が
掲載されています。
ただ、ネットで確認できるのも便利ですが
親戚から聞いた話によると
「入試要項は資料請求して!紙で確認した方が便利!確実!
公募制推薦入試で受験する予定の大学は
資料請求をした方が良いですよ
しかも春先にオープンキャンパスした際にもらった資料には
入試要項が未だ完成していない大学が多いので
9-10月ぐらいに受験生と家族で相談する際には
最新の入試要項をもとに相談した方が良いそうです
子供と話をする際に、志望する大学の入試要項をもとに
意見交換をする際には役立ったと言っていました
(ペーパーレスでネットの時代でも、紙ベースの入試要項はあってよかったとのこと)

(受験生の親)
- 受験生の夏頃に大学に資料請求した方が良い
- 春先は「入試要項」が確定していない大学が多い
- 出願に必要な情報は紙ベースの方が確認しやすい
- 入試要項を親子で確認し、相談しやすかった
- 複数大学を受験する場合、入試要項がないと混乱する
- 複数受験する場合は重複する受験日がないか計画必要
- 出願時の封筒等も資料に含まれている大学もある
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 出願料(1〜2校) | 30,000〜60,000円 |
| 交通費・宿泊費 | 0〜10,000円(関西圏なら自宅通学圏で抑えられる) |
| 合格後の入学手続き金 | 約200,000〜300,000円(入学金+前期授業料) |
最近は修学支援制度で、入学が確定するまで、授業料の徴収は猶予してあげて
の趣旨を出しているようですが、
少なくとも入学金(20万~25万程度)は大学に支払う必要があり
返金はされません。受験料→合格→入学金+学費支払までが流れです
公募制推薦入試で合格して、入学金と学費を払う際に
手続きを行えば、学費の納入は一般入試の志望校結果が出るまで
猶予してくれる大学もあるようです。(大学によってマチマチ)
このような情報も資料請求しておくことで
把握しやすくなります
💡 費用を抑えるコツ(親戚の場合)
学力抜群で、どこでも合格できる受験生ならよいですが
大半はそうではない(親戚の子供は学力がイマイチ・・)ことが多いかと思います
望んでいる進学先になることが一番ですけど
お金も現実の話として、考えておかないといけない重要な話ですね
出来る限り費用は抑えたいので、参考に聞いた話です
あくまでも、受験生の親からの話ですので
一概に言えませんが
- オープンキャンパス:1.2年生から興味がある大学は行っておく、通学の時間を確認
- 学部:高校で進路のガイダンスを行っているが、本人が思う興味があること、学びたいことと大学の学部で学ぶことが一致していない
- 家族での相談:早めに、すこしずつ今子供が思っている進路等を情報交換しておく
- 模擬試験の結果:興味がある大学の把握、学力の把握
- 併願割引制度を活用:同一大学で複数学部受験する場合は割安になるケース多数だが、高額になる
- 自宅から通える大学を中心に出願:交通・宿泊費の節約
- 一般入試とのバランスを考える:早期合格で併願を減らす
- 出願前に最新の募集要項を確認:資料請求し、大学・方式によって金額や併願条件が異なる
少しでも参考になれば幸いです。
✍ まとめ:公募推薦は「費用+戦略」で選ぶ時代
公募制推薦は「早く合否が出る」だけでなく、
一般入試にむけて受験回数を減らす=費用を抑える効果があります。
関関同立・産近甲龍など人気私立でも、出願料はおおむね3万円前後。
2〜3校や複数の選考方法での出願をすれば10万円以上がかかります。
親戚やお子さんが受験を控えている方は、
👉 まず「出願料」「併願数」「入学手続き金」の3点を整理して計画的に動くのがおすすめです。
早めの情報収集がカギ。
大学公式サイトの募集要項もチェックして、賢く受験費用を把握することが
大事ですね
参考リンク(引用元)

コメント