昨日の真夜中、母親から洗面台の水が止まらない
どうしたらよい?との連絡が
特に高齢の方は、誰に頼めばいいのか
迷うことも多いと思います。
今回はなんとか翌日に対応しましたが
そんな時に安心して修理をお願いできるように、
知っておいてほしい内容を母親に
伝えるため、コツをまとめました。
結論 業者「自治体の指定業者」→「自治体名+水道+協同組合」 検索
水まわりの修理は、自治体が認めた
「指定給水装置工事事業者」にお願いするのが安心です。
市のホームページでリストが見られますので、
まずはそちらをチェックしてみてくださいね。
たとえば、大阪市の場合は以下のページで指定業者の一覧が確認できます。
でも、指定業者でも、土日の場合連絡が取れない場合もありますよね
実際に見てみると
それでは不十分です。
大きな給排水工事をメインにしている業者も
ふくまれているはずです。
それでは不十分!!
本当に自宅の漏水も対応してくれるのか?確認が必要では?
でも、地方自治体の水道局で検索し、自治体によっては
土日でも24時間電話相談可能です。
「お住いの自治体〇〇市+水道+協同組合」 でHitしやすいです。
組合では、24時間の窓口があったりするので、
休日や夜間でも相談可能な所が多いです。
自分が住んでいた自治体の場合、検索したところ
まともな業者(失礼な言い方ですいません)でしたので、
おおよそハズレはないと思います。
この連絡先を実家の冷蔵庫に張っておくだけでも
対策になりますね。
参考にしてください
下に大きな都市部の場合で「〇〇市 水道 協同組合」で
検索した結果が次の通りです。
- 札幌市緊急修理受付|水道凍結・修理・トラブル解決!24時間年中無休の札管協修繕センター(さっかんきょう)
- 川崎市の場合川崎市管工事協同組合 | 川崎市水道局指定業者組合・上下水道修理・資材販売等
- 東京都の場合漏水修繕の依頼先|水漏れしている|東京都水道局
- 横浜市の場合水まわりのトラブル|横浜市管工事協同組合(公式ホームページ)
- 名古屋市の場合名古屋市指定水道工事店協同組合
- 大阪市の場合大阪市管工設備協同組合
- 京都市の場合一般社団法人京都市公認水道協会/京都府管工事工業協同組合
- 神戸市の場合神戸市管工事業協同組合 | 水回りのトラブル解決・ご相談
- 福岡市の場合福岡水道協同組合 | 福岡市の水道工事業者による組合です。
お使いの設備がTOTOやINAX(LIXIL)の依頼の場合
もしトイレやキッチンがTOTOやINAX(今はLIXIL)製なら、
メーカーの代理店に依頼すると安心です。
代理店のスタッフさんは専門の研修を受けていて、
純正の部品もスムーズに用意してくれるはず。
ただ、料金が少し高めになることもあるので、
自治体指定の業者と比べてみるのがいいですね。
INAX(LIXIL)LIXIL | お客さまサポート | 修理のお申し込み
洗面台の給水止まらず、パニックになっていた実家の母は
まずは、水道の元栓をSTOPできた母親は

- 暑いのに水が使えないと困る
- 風呂に入りたい、トイレに行きたい
- 今すぐに直したい
- 水道24時間等 調べた業者に依頼した方が良い?
- マグネットに掲載されている業者?
- 明日、あなた来てくれる

詐欺にあう可能性があるから
落ち着いて
母親一人だったので、
結構、パニックになっていました。
年寄りになると、バルブの位置もわかりませんよね。
近所に親戚がいたら、駆け付けれますけど
夜間で、遠方なら無理です。
こんな業者さんに気を付けてね(消費者庁より)
母親が、適当な業者さんに依頼しそうだったので、
今回は、洗面台の給水をSTOPさせるため
一旦玄関近くの給水の元栓位置を電話で説明して、
その後、洗面台の下に元栓もあったので、
洗面台のみをSTOPさせ、その他のトイレやキッチンは
使用できるようにしました。
これで、母親は安心しましたが
遠い実家では、どうしようもありません。
遠い実家の場合、ある程度、高齢者側で
対応しないといけない場合があると思います。
母親には、詐欺のような業者に
依頼しそうだったので、良かったのですが
消費者庁にも実例が載っています。
気を付けてください!!
消費者庁↓
ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求する水回りトラブル対応業者に関する注意喚起
NHK記事↓
水回り修繕で高額料金の請求トラブル 消費者庁が業者名公表 | NHK
↑有名人(ヒ〇ミさん)が掲載されているだけで
信じてはいけませんよ。
ネットで上位の位置にあるからといって
信頼できる訳ではありませんので。
全ての業者が怪しい訳ではありませんが、
夜間+24時間+すぐに直したい場合は
高い料金が取られる業者に依頼しがちなので
確認しておくとよい元栓やバルブの位置を確認
もし急いで修理が必要でも、
断水が必要になるかもしれませんので、
大元の元栓、洗面台やキッチンの給水のバルブの位置を
確認しておくとよかったと思いました。

お盆などの里帰りの時に
一緒に確認しておくと良いですね。
うちの母親は、多分その時になると
忘れているでしょうから、
結局何回も言うことになりそうですけど、
一人で決めずに、家族や近くの信頼できる方に連絡して
相談できると心強いです。
電話で聞くと安心な質問リスト
トラブルになりにくい
電話で依頼するときに使える質問をまとめました。
- 出張費や作業費はいくらですか?
- 部品交換が必要になった場合の費用は?
- 修理後の保証はありますか?
- 見積書や作業報告書は紙でもらえますか?
- 緊急対応の追加料金はありますか?
このあたりを依頼する際に、
確認しておくとトラブルは減らせるようです。
もし不安なときは、公的相談窓口へ
万が一、業者選びに不安があったり、
トラブルに遭いそうなときは、消費者相談窓口や公的な支援を活用しましょう。
- 全国消費生活センター・相談窓口
https://www.kokusen.go.jp/map/ - 消費者ホットライン「188(いやや!)」
https://www.gov-online.go.jp/article/201807/entry-8222.html - 消費者庁トップページ
https://www.caa.go.jp/
まとめ
安心して水まわりの修理をお願いするためには、
- 自治体の指定業者かメーカーの代理店を選ぶ
- 住んでいる水道工事の組合の連絡先(〇〇市、水道、協同組合→検索 連絡先)で検索
- バルブの位置を確認
- 料金や保証について電話でしっかり確認する
- 見積書や報告書は必ず受け取る
- 家族や近所の方に相談しながら進める
が確認しておくと後にトラブルになりにくいようです。
母親には困ったときは、あせらずに
周りの人や専門の相談窓口に相談するように伝えています。
って説明しても、
どうせ、また自分に電話してくるんでしょうね。
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