2025年12月。
私は第二種電気工事士の勉強を始めました。
いや勉強のためのテキストを購入しました
とはいえ、工業高校出身でもなく、電気関係の仕事経験もありません。
学生時代も完全に文系。オームの法則すら怪しい状態でした。
「こんな状態から本当に受かるのか?」
これは勉強を始めた当初、ずっと感じていた不安です。
ネットを見ると、
- 「簡単」
- 「1ヶ月で受かる」
- 「過去問だけでいける」
そんな情報も出てきます。
でも実際に始めてみると、
- 聞いたことのない専門用語
- 意味不明な図記号
- 見慣れない電線や器具
- 複線図
最初は何を見てもわからない状態でした。
だからこの記事では、「順調に合格した成功談」ではなく、
文系・未経験の自分が実際にどう苦戦して、どう突破したのかをリアルに書いていこうと思います。
もちろん毎日のお仕事がある中で、
週末はゆっくりしたいですよね。
私は週末ガッツリ数時間も勉強できないので、
ほんの30分とか問題10問だけ、という形で取り組み始めました。
Youtubeとかでも、2カ月程度で勉強すれば合格可能とのことですが、
受験料(2026年受験の場合)11,000円かかります。
leaflet_2602.pdf 第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター
私の場合は、上期(5月学科試験→7月実技試験)の受験を目指して
1月くらいから、ボチボチやりました。
ちょっと時間がかかりましたが、
空いているスキマ時間を10分、30分とかで
勉強し始めました。
DIYにコンセント増設するために、軽い気持ちで、
まずはテキスト購入し、1月から勉強しはじめました。

40代後半で、資格の勉強なんてできるんだろうか・・。
現在は、学科試験を受験したばかりで、
今後資格取得を目指す方の、参考になれば幸いです。
学習①(1~1.5か月目)参考書(問題集付)で学習開始①→1回目の過去問は30点/100点だった
最初に使った参考書は、
ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格(2026年版)
未経験者向けにかなりわかりやすく、
- 図解が多い
- 器具や配線のイメージがしやすい
- 「何を覚えればいいか」が整理されている
ので、最初の1冊としてかなり助けられました。
まずは基礎を固めようと思い、この参考書をじっくり2周。
その時は正直、「意外といけるかも」
と思っていました。
しかし。
力試しで(第二種電気工事士試験の問題と解答 | 第二種電気工事士 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター)模擬試験を解いた結果は――
30点。

合格ラインの60点には全然届きませんでした。
問題を見ても、
- 「何を聞かれているかわからない」
- 「選択肢が全部同じに見える」
- 「見たことあるのに解けない」
という状態。
かなりショックでした。
でも今振り返ると、ここは多くの未経験者が通る道だと思います。

最初から高得点を取れる人の方が少ない。
むしろ、「ここで諦めなかったこと」が一番大きかった気がしています。

- ↑上の参考書を1~2回通して勉強したら
- 早めに↓下の過去問集に取り掛かる方が、効率が良い
- ここから、早めに問題集をやっていきましょ
- 参考書で時間をかけると損です(私が損でした)
学習②(2~3.5か月目)過去問題集購入し、3周程度解く(学科試験いけるかも)
基本的な学習は上記の参考書で学習した(ことにする)
多くの経験者が言っているのは
「過去問を繰り返しながら、理解を深める」
実際に工事関係に携わっている人の方が理解がはやいです。
私のような、理科?電気?なんて20~30年前の話。
でも、参考書に時間かけるなら、バンバン過去問をやる方が理解がはやいです。
電気(電流?電圧?抵抗?)なんて、中学?高校くらいの私も、
「参考書や問題集購入したが、やっぱり難しい」と思っていました。
最初から完璧は無理です。

- 丁寧に理解しようとしない
- 最初は、間違っても気にしない
- とりあえず、ひたすら前向きに解いていく
- わからない問題はとばしても良い
- まずは過去問を1周(終わりまでやる)
- 2週目に(思っているより初見に感じるが)見たような問題が・・。
- なかなか正解にならず、見たくない時もありましたが
- 最初は空いている時間(移動時間)でも、10問だけでもやってみる
- 私は4周くらいはしていました。
- 学科試験当日も「これ問題集と全くおなじ問題」が出題されてました
- パターンがおおよそ、同じ問題がでます。
- 100点中60点(約6割)で合格。100%理解できなくも良い。
購入した過去問集は↓これです
一番ためになったのは、これかも
この2冊(問題集と過去問)2冊 購入すれば、おおよそ、学科試験は合格できる基準には
達成できます。
合格のコツ① 複線図やわからない問題を完璧にしようとしなかった
問題集の解説みても、わからない。
なぜ、そうなるかもわからない。
特に、複線図が本当に嫌いでした。
スイッチや電線のつながりを見ても、
「なんでそうなるの?」
状態。
だから途中から考え方を変えました。
複線図だけで止まるのではなく、
- わかる問題を増やす
- 器具を覚える
- 頻出問題に慣れる
ことを優先したんです。
もちろん、複線図を捨てたわけではありません。
ただ、「完璧になるまで先に進まない」をやめました。
これはかなり大きかったです。
単語帳は地味だけど効いた
もう一つ大きかったのが、自分で作った単語帳です。
過去問で、これ何回も間違っている。
これ覚えておいた方がよい問題等は
- 図記号
- 器具名
- ケーブルの種類
- 接地工事
- ブレーカー
など、忘れやすいものをスマホや紙でまとめました。
そして、
- 通勤時間
- 待ち時間
- 寝る前
- ちょっとした空き時間
に必ず見る。
地味ですが、この積み重ねが後半かなり効きました。

- 単語帳なんて、久しぶり
- 問題集は見たくないけど、単語帳ならちょっと見よう
- 毎日1冊くらいはみてみよう
合格のコツ② YouTube「ガミデンキちゃんねる」で理解が進んだ
参考書だけでは、どうしてもイメージできない部分がありました。
特に、
- 実物の器具
- 配線
- 遮断器
- 電線の違い
は、文字だけだと頭に入りにくい。
そこでかなり助けられたのが、
ガミデンキちゃんねる でした。
お気に入り登録(メンバーになると有料ですが、動画は無料)
元電気科講師らしく、
- 試験に出るポイント
- 覚えるべき部分
- 引っかけやすい問題
をかなり実践的に解説してくれます。
特に遮断器関係の整理動画は、自分の中でかなり大きなブレイクスルーでした。
「参考書だけでは理解できなかったことが、動画で急につながる」
これは未経験者あるあるかもしれません。
他にも、工具のHozanさん等のYoutubeもありますが、
私は、ガミデンキちゃんねる – YouTube をおすすめします

- 素人でも、わかりやすい
- 最初はHozanさんの動画を見ていましたが、こちらの方がわかりやすい
- 一通りみれば、だいたい試験問題をカバーできる
- 受験生がつまづき易いところが丁寧
- 伏線図は何回も見ると、なんとなくコツがわかってきた
中には、資格専門の予備校や通信教育を利用される方も
おられると思いますが、まず、動画を見てから、検討しても遅くないと思います
多分受験生のほとんどの方が視聴されてると思います。
合格のコツ③ 過去問を3〜4周すると世界が変わる(過去問)
先程、記載してましたが、
参考書だけでは点数が伸びず、途中から勉強方法を切り替えました。
ひたすら取り組んだのが、
〖すい~っと合格赤のハンディ〗 ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士学科過去問(2026)
これは本当に何周もやりました。
最初は当然ボロボロです。
でも3周、4周と繰り返していくと、ある瞬間から感覚が変わります。
「あ、この問題見たことある」
「あ、この選択肢は引っかけや」
という問題が増えてきます。
間違った問題や、これ重要な問題やなと思ったら
「フセンをつけておこう」と思い、過去問を最後までやってみると
私の場合、間違いだらけだったので、
抽出どころか、
「フセンだらけの問題集」のできあがり

- 時間がない時は、フセンの部分だけ復習
- ひととおり、やったらフセンのみ見直ししてみよう
- 直前は、フセン部分しかみない
- たまには、フセン部分以外をみてみよう
- 間違うことがなくなったら、フセンを捨てる
- 当初、伏線図はさっぱりでしたが、ちょっとずつでも、嫌々挑戦したり、解説のYoutubeを何回もみていると、ふとできるようになりました(ほんまに)
フセンするだけでも、少しやる気がでてきます
第二種電気工事士の筆記試験は、過去問の類似問題がかなり多いです。
だからこそ、
- 新しい参考書を増やす
- いろんな教材に手を出す
より、
同じ過去問を繰り返す
方が、結果的に点数につながりました。

2026年5月電気工事士2種 上期学科試験当日に感じたリアルなこと
最新情報は、一般社団法人 電気技術者試験センターで
ご確認いただきたいのですが、今回、私は
5月24日に学科試験を受験してきました。
第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター
cose_flow.pdf (試験の流れ)
受験方法はCBT方式もあるのですが、試験会場にて受験する
一般的な、会場に集まって受験する学科試験方式で受験してきました。
試験会場は大学でしたが、正門を入ってから試験教室までかなり遠かったです。
これ、意外と盲点でした。
特に大きな大学だと、
- 教室移動で迷う
- 思ったより歩く
- ギリギリだと焦る
ので、少し早めに到着した方が安心だと思います。
入室開始は9:15頃。
説明開始は9:45頃でした。
前期試験だったこともあり、会場はかなり冷房が効いていました。
実際かなり寒く、上着を持って行って正解でした。
本番と同じ環境を経験した方がいい(過去問題を一般社団法人 電気技術者試験センターからダウンロードして印刷)
これはかなり感じました。
試験センターのホームページから過去問題をダウンロードして、
- 実際に印刷する
- 時間を測る
- マークシート形式で解く
という、“本番と同じ感覚”を事前に一度経験しておくのはかなり大事です。
家で問題集を解くのと、本番の緊張感は結構違います。
試験と同じ形で印刷すると約16枚くらい印刷しますが、
当日の雰囲気と同じ形式を確認する方がよいと思いました。
1時間でかなりの人が退出する
試験中に印象的だったのが、開始1時間くらい経つと、多くの受験者が退出していたことです。
私は最後まで見直しをしました。
皆さん、なかなかやるなと(焦りつつも)
見直しをしてから、退出しました
特に怖かったのが、
- マークミス(過去問題をしたときにマークミスがあった)
- 「正しいものを選べ」(焦って、まちがっているものを選んでいない?)
- 「誤っているものを選べ」(正しいものを選んでいない?)
の読み違いです。
これは本当にミスしやすい。
なので私は、問題文の中にある、説明文に
- 「正しい」
- 「誤っている」
に線を引きながら確認していました。
そして試験終了後。
第二種電気工事士の学科試験は、当日の昼以降になると、資格関連サイトなどで解答速報が掲載されます。
帰宅後、かなり緊張しながら自己採点をしました。
結果としては、自己採点で9割程度は取れていました。
(正式な結果は、1か月程度で通知されますが、それを待つと実技試験準備ができないので、多分大丈夫)
勉強を始めた当初、模試で30点だったことを考えると、自分でもかなり驚きました。
もちろん正式結果ではありませんが、
- 過去問を繰り返したこと
- 動画で理解を深めたこと
- 単語を隙間時間で積み重ねたこと
は、ちゃんと点数につながっていたんだと思います。
高校生よりも社会人が多かった
正直、高校生中心かと思っていました。
でも実際は、
- 現場系の社会人
- 転職目的っぽい人
- 資格取得を目指す成人
- 女性もいました
- 海外?(日本語を母国語としていない)方もいたような気がします
がかなり多かった印象です。
年齢層も幅広く、「自分だけじゃない」と少し安心しました。
技能試験は机の広さも意識した方がいいかもしれない
あと地味に感じたのが、大学の机の狭さ。
筆記では問題ありませんでしたが、技能試験では、
- 工具
- ケーブル
- 部材
を机の上で扱うことになります。
だから今後の技能試験練習では、
「広い机前提」ではなく、ある程度スペースを意識して練習した方がいいのかもしれません。
少し意識し過ぎかもしれませんが、それだけ一発合格したい気持ちは強いです。
電気工事士は、思った以上にお金がかかる
これはかなりリアルな話です。
- 学科試験受験料
- 工具セット
- 技能試験の練習部材
を合わせると、かなりの出費になります。
ざっくりでも、
- 試験で約1万円
- 工具で1.5万円前後
- 練習部材で4〜5万円程度
は見ておいた方がいいと思います。
例えば工具でも、おおよそ1.5万~2.0万程度
だからこそ、
筆記はできれば一発で通したい。
これはかなり強く感じました。
これから、実技試験の練習に取り組みますが、
「こんなに金がかかるとは思わなかった・・。」
今振り返ると、学科はもう少し短期集中でも良かったかもしれない
私は2025年12月から勉強を始めました。
結果的に約5ヶ月ほど学科試験に時間を使ったことになります。
もちろん、未経験・文系だったので無駄ではありませんでした。
ただ今振り返ると、
- 過去問中心
- 動画活用
- 頻出問題集中
に切り替えていれば、2〜3ヶ月でも十分戦えたかもしれません。
最初は遠回りした部分もありましたが、それも含めて未経験スタートのリアルだったと思っています。
まとめ:次はいよいよ技能試験へ
資格取っても仕事に役立つのか?
転職に有利なのか?お金の無駄?等いろいろ考えることもありましたが、
まだ学科試験PASS(多分)したばかりなので、
とりあえず、実技試験に向けて頑張ろうと思います。
(後悔や考えるのは、合格してからにします。)
模試30点から始まった第二種電気工事士の勉強でしたが、
- 単語を繰り返し見る
- 動画で理解する
- 過去問を周回する
これを積み重ねることで、少しずつ問題が解けるようになりました。
文系・未経験でも、ちゃんと積み上げれば合格ラインには届きます。
そして次はいよいよ技能試験。
ここからは、
- 工具選び
- 部材購入
- 実技練習
という、また別の壁があります。
次回は、
- 実際にかかった費用
- 買った工具
- 「最初からこれ買えばよかった」
と思ったものについて、またリアルに書いていこうと思います。

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